施工事例

硬質地盤クリア工法

N値500の泥岩地盤に鋼矢板を圧入|硬質地盤クリア工法による里根川護岸工事

N値500の泥岩地盤に鋼矢板を圧入|硬質地盤クリア工法による里根川護岸工事の写真

N値500の泥岩地盤で鋼矢板を圧入|里根川護岸工事(茨城県北茨城市)

茨城県北茨城市大津町を流れる里根川において、右岸側の河川護岸を整備するため、鋼矢板の圧入施工を行いました。

施工場所の地盤は、最大N値500の非常に硬い泥岩層です。ハット形鋼矢板25HおよびSP-4Wを使用し、長さ9.5mから11.0mの鋼矢板を合計94枚施工しました。

今回の施工条件と課題

今回の現場では、施工箇所へ直接進入できず、資機材の搬入経路が里根川の対岸側に限られていました。

そのため、鋼矢板の施工に先立ち、対岸から仮橋を設置するとともに、河川内に施工ヤードを確保するための盛土を行いました。限られた作業環境の中で、施工機械や資材を安全に搬入できる作業条件を整えてから、鋼矢板の圧入を開始しました。

また、仮設ではなく河川護岸として使用される本設鋼矢板であるため、施工時には特に高い打設精度が求められました。

N値500の泥岩地盤における鋼矢板施工

最大N値500の泥岩層は、一般的な地盤と比べて非常に硬く、鋼矢板の圧入が難しい施工条件です。

施工中は地盤状況や鋼矢板の挙動を確認しながら、鉛直精度と施工位置を慎重に管理しました。硬質な泥岩地盤に対応するとともに、本設構造物として求められる高い施工精度を維持し、計画した94枚の鋼矢板施工を工期内に完了しました。

工事概要

工事内容
河川改修工事・右岸護岸鋼矢板施工
施工場所
茨城県北茨城市大津町・里根川右岸
施工時期
2026年4月
施工工法
硬質地盤クリア工法
矢板形式
ハット形鋼矢板25H・SP-4W
矢板長・施工枚数
L=9.5m~11.0m・94枚
最大N値
Nmax500
土質
泥岩
元請会社
高山建設株式会社

硬質地盤での鋼矢板施工は渡辺アーステックへ

渡辺アーステックでは、泥岩・岩盤・玉石混じり砂礫層など、鋼矢板の圧入が難しい硬質地盤での施工に対応しています。

ボーリング柱状図や設計図などの資料を基に、現場の地盤条件や施工環境に適した施工方法を検討します。

硬質地盤における鋼矢板施工や施工可否でお困りの場合は、お気軽にご相談ください。

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関連するよくあるご質問

N値500の硬質地盤でも鋼矢板を圧入できますか?

硬質地盤クリア工法により、N値500の泥岩地盤で鋼矢板を圧入した実績があります。今回の里根川護岸工事では、最大N値500の泥岩層に、長さ9.5~11.0mの鋼矢板を合計94枚施工しました。

ただし、この数値は本現場の施工実績です。施工可否はN値だけでなく、岩質や地層、鋼矢板の仕様、施工環境などによって異なります。

→ N値と施工可否の判断について、関連FAQを見る

硬質地盤クリア工法はどのような工法ですか?

硬質地盤クリア工法は、オーガによる掘削と鋼矢板の圧入を連動させることで、硬質地盤への施工に対応する工法です。

泥岩や玉石混じり砂礫層など、通常の圧入では施工が難しい地盤にも対応できる場合があります。適用には地盤条件や施工環境の確認が必要です。

→ 硬質地盤クリア工法の説明を見る

河川内での鋼矢板圧入工事にも対応できますか?

河川内での鋼矢板圧入施工にも実績があります。里根川護岸工事では、施工箇所への直接進入が困難だったため、施工に先立ち対岸から仮橋を設置し、河川内に盛土による施工ヤードを確保しました。

施工の可否や仮設計画は、河川条件、搬入経路、作業スペースなどを確認して検討します。

→ 河川・水上施工について、関連FAQを見る