施工事例
鋼矢板圧入工事 硬質地盤クリア工法
N値325の弱風化砂岩にL=19.5mの鋼矢板を圧入|縦継溶接・高精度締切を伴う東ガス益子シールド工事
弱風化岩盤での最終締切と縦継溶接を伴う鋼矢板圧入工事
栃木県芳賀郡益子町の「東ガス益子シールド 到達立坑築造工事」において、クラッシュパイラーによる鋼矢板圧入施工を行いました。使用した鋼矢板はSP-IV、矢板長は19.5mで、下杭と上杭を縦継溶接して施工しました。
今回の施工条件と課題
本現場は、GL下2.2m以深に砂岩または頁岩が分布する硬い地盤でした。弱風化した岩盤を掘削しながら鋼矢板を圧入し、最終締切を行うため、高い施工精度が求められました。
また、縦継溶接では、クラッシュパイラーの構造上、背側のみの溶接となるため、溶接に伴う熱ひずみへの配慮が必要でした。
縦継溶接と最終締切への対応
下杭の鋼矢板を圧入した後、上杭の鋼矢板を立てた状態で縦継溶接を行いました。背側のみを溶接する条件に対し、熱ひずみに配慮した溶接作業が求められる施工でした。
岩盤での圧入と縦継溶接の両方に対応しながら、最終締切に必要な精度を確保する、高難易度の施工となりました。
工事概要
- 工事名
- 東ガス益子シールド 到達立坑築造工事
- 工事内容
- 到達立坑築造に伴う鋼矢板圧入工事
- 施工場所
- 栃木県芳賀郡益子町
- 施工期間
- 2014年1月(平成26年1月)
- 使用機材
- クラッシュパイラー
- 継手施工
- 縦継溶接
- 矢板形式
- SP-IV
- 矢板長
- 19.5m
- 土質
- 弱風化砂岩
- 元請会社
- 日鉄住金P&E株式会社様
岩盤や縦継溶接を伴う鋼矢板工事の技術相談
岩盤での鋼矢板圧入や、長尺鋼矢板の縦継溶接、最終締切を伴う工事については、渡辺アーステック株式会社へご相談ください。地盤資料や矢板仕様、現場の施工条件をもとに、施工方法をご相談いただけます。