施工事例
推定N値300の砂礫層にSP-2W本設鋼矢板を圧入|硬質地盤クリア工法による五行川越流堤工事
推定N値300の砂礫層にSP-2W本設鋼矢板を圧入|GIKEN ITシステムを活用した五行川越流堤工事
栃木県芳賀郡芳賀町の「五行川越流堤工事」において、硬質地盤クリア工法による本設鋼矢板の圧入施工を行いました。出水時に河川の水を隣接する調整池へ導く越流堤の整備に伴い、遮水・補強を目的として周囲に鋼矢板を施工した事例です。
施工地盤は推定N値300の砂礫層で、使用した鋼矢板はSP-2W型、長さ7.5~10.5mです。元請会社の提案によりGIKEN ITシステムを採用し、圧入管理データの取得と施工機械の状態確認を行いながら施工を進めました。
今回の施工条件と課題
本工事は、2018年初頭に施工した越流堤の対岸側で行われました。遮水・補強を目的とする本設鋼矢板を、硬質な砂礫層に圧入する必要がありました。
使用するSP-2W型鋼矢板については、施工時の変位に注意が必要でした。そのため、地盤の硬さへの対応に加え、変位に配慮した施工精度の管理が求められました。
SP-2W型鋼矢板による越流堤の遮水・補強
越流堤の周囲に、長さ7.5~10.5mのSP-2W型鋼矢板を圧入しました。元請会社と施工条件について協議を重ね、鋼矢板の変位と施工精度に配慮しながら、本設鋼矢板の施工を進めました。
GIKEN ITシステムを活用した施工管理
本工事では、元請会社の提案によりGIKEN ITシステムを採用しました。圧入管理データを取得し、施工機械の状態をリアルタイムで確認しながら作業を進めました。こうした情報の確認を、施工精度に配慮した圧入作業に活用しました。
施工中の強雨への対応
施工中には強い雨が降りました。掘削した溝の内部で作業する現場であったため、雨水の影響に注意し、元請会社と連携しながら作業を進め、鋼矢板圧入施工を完了しました。
工事概要
- 工事名
- 五行川越流堤工事
- 工事内容
- 越流堤整備に伴う本設鋼矢板の圧入施工
- 施工場所
- 栃木県芳賀郡芳賀町
- 施工期間
- 2020年2月~3月
- 施工工法
- 硬質地盤クリア工法
- 矢板形式
- SP-2W
- 矢板長
- 7.5~10.5m
- 推定N値
- 300
- 土質
- 砂礫層
- 施工目的
- 越流堤の遮水・補強
- 施工管理
- GIKEN ITシステムによる圧入管理データの取得・施工機械の状態確認
- 元請会社
- 松本建設株式会社様
硬質地盤での本設鋼矢板施工をご検討の方へ
渡辺アーステック株式会社では、硬質地盤クリア工法による鋼矢板圧入に加え、施工精度が求められる本設鋼矢板工事にも対応しています。
硬質な砂礫地盤への圧入や、変位への配慮が必要な鋼矢板施工についても、地盤条件や設計図面を確認したうえで施工方法を検討いたします。本設鋼矢板の施工をご検討の際は、お気軽にご相談ください。