施工事例

硬質地盤クリア工法

LRT近接地で異形鋼矢板による完全締切を施工|硬質地盤クリア工法による調整池築造工事

LRT近接地で異形鋼矢板による完全締切を施工|硬質地盤クリア工法による調整池築造工事の写真

LRT近接地で異形鋼矢板による完全締切を施工|残置・引抜対象の鋼矢板を併用した下平出調整池築造工事

栃木県宇都宮市下平出の「下平出調整池築造工事」において、硬質地盤クリア工法による鋼矢板圧入施工を行いました。LRTおよび新築構造物に近接する現場で、調整池築造に必要な山留壁を構築した事例です。

本工事では、残置するSP-2W型鋼矢板と、引抜き・返却予定のSP-III型鋼矢板を併用しました。元請会社と施工方法を協議し、異形鋼矢板を使用した完全締切を行いました。

今回の施工条件と課題

施工場所はLRTおよび新築構造物に近接しており、周辺環境への配慮が求められました。地盤はN値25~50の玉石を含む礫質土で、長さ8mの鋼矢板を施工しました。

山留壁には、残置する鋼矢板と引抜対象の鋼矢板を組み合わせる計画でした。異なる鋼矢板形式を併用するため、接続部と締切形状への対応が課題となりました。

残置・引抜対象の鋼矢板を併用した山留壁

SP-2W型鋼矢板は地中に残置し、SP-III型鋼矢板は施工後に引き抜いて返却する計画でした。それぞれの用途と形式が異なる鋼矢板を接続し、山留壁として閉合させる必要がありました。

元請会社との協議と異形鋼矢板による完全締切

施工方法と締切形状について元請会社と協議を重ね、施工形状の変更に対応しました。異なる鋼矢板形式の接続には異形鋼矢板を使用し、山留壁を閉合させる完全締切を行いました。

残置・引抜対象の鋼矢板を併用する条件のもと、元請会社との協議を通じて施工を進め、調整池築造に伴う鋼矢板圧入施工を完了しました。

工事概要

工事名
下平出調整池築造工事
工事内容
調整池築造に伴う山留壁の鋼矢板圧入施工
施工場所
栃木県宇都宮市下平出
施工期間
2022年10月
施工工法
硬質地盤クリア工法
矢板形式
SP-2W・SP-III
矢板長
8m
N値
25~50
土質
玉石を含む礫質土
施工条件
LRT・新築構造物近接
鋼矢板の用途
SP-2Wは残置、SP-IIIは引抜き・返却予定
特記事項
異形鋼矢板による完全締切、元請会社との施工方法・形状の協議
元請会社
渡辺建設株式会社様

特殊な締切・異形鋼矢板施工をご検討の方へ

渡辺アーステック株式会社では、硬質地盤への鋼矢板圧入に加え、異なる鋼矢板形式を組み合わせた施工や、異形鋼矢板を使用する特殊な締切工事にも対応しています。

残置する鋼矢板と引抜対象の鋼矢板を併用する工事や、周辺構造物に近接した山留工事についても、現場条件や設計図面を確認したうえで施工方法を検討いたします。お気軽にご相談ください。

→ 鋼矢板工事の技術相談・見積依頼はこちら